「実際に最後に飲んだ日から2日ごと」という質問から始まりました
投稿は r/androidapps というサブレディットに現れました。ある人がこう書いています: “I need an app for a medication taken every 2 days from the last dose actually taken, rather than being locked to a rigid, static calendar grid.” — 決まったカレンダーのマス目ではなく、実際に最後に飲んだときから2日ごとに飲む薬のためのアプリがほしい、ということです。望みもはっきりしていました。休みの日に飲んだと記録したら “logging a dose on an off-day automatically pushes the next due date forward”、つまり次の予定が自動でずれること、それも “even if the dose is logged retrospectively”、あとから過去の時刻で記録しても同じであること。そして “prefer an app that doesn’t have a subscription”、サブスクのないアプリがいい、と。
探してみると、選択肢はほとんどがアプリストアにあります。Dosecast は前回の服用から間隔を数えられますが、クラウド同期は Pro 版にあってログインが必要で、ストアのレビューには通知が届かなかったという声もあります。Medisafe と MyTherapy はまずストアからインストールする方式です。Web でいちばん近い TapPill は英語だけで、3回使うと無料のメールアカウントを作るよう求めます。それぞれに理由はありますが、インストールもアカウントもサブスクもなしに、韓国語・英語・日本語・ドイツ語で「前回の服用から」数える道具は見つけにくいものでした。
インターバルパッドがするのはその一つだけです。薬ごとに「2日ごと」や「8時間ごと」のような間隔を入れておくと、次の予定はいつも最後に記録した服用から計算されます。次の予定は別に保存しておく値ではなく、記録から毎回計算し直す値なので、遅れて飲んでも、あとから記録しても、記録を消しても、ひとりでに合います。ブラウザですぐ開け、アカウント・サブスク・ツール内の広告はなく、記録はこの端末のこのブラウザにだけ残ります。医療機器ではなく、薬や用量について何も助言しません。
インターバルパッドがすること
- タブは四つです: 「今日」「薬」「履歴」「設定」。「今日」には薬ごとにカードが一枚あり、次の予定の時刻と「いま服用」「予定超過」などの状態が見えます。
- 「N日・N時間ごと」の薬は、最後に記録した服用から次の予定を数えます。N日ごとはカレンダーの日数を足し(前回の服用と同じ時刻か、決めた時刻)、N時間ごとはちょうどN時間を足します。
- 「頓服(必要なとき)」の薬には予定がなく、「服用の最小間隔」を決めると、その時間がたつまで「服用」ボタンがロックされます。それでも実際に飲んだ服用は、「別の時刻に服用…」で警告を確認したうえで記録できます。
- カードの下の「最近の服用」の帯が予定どおり・遅れ・早め・スキップを色で示し、「履歴」タブではすべての記録を日ごとに見て直せます。
- 画面上部の琥珀色の帯がいつも伝えています: 記録はこの端末のこのブラウザにしかないので、バックアップファイルを定期的に保存してください。
使い方を順に
- https://intervalpad.try-dabble.com を開き、上で言語を選びます。インストールも登録もいりません。
- 「薬を追加」を押し、名前と「用量メモ(任意)」を入れます。「予定」で「N日・N時間ごと」を選び、間隔(例: 2、「日ごと」)を入れます。
- N日ごとの薬は「予定の時刻」を選びます: 「前回の服用と同じ時刻」なら飲んだ時刻についていき、「決めた時刻」ならいつも同じ時刻(例: 09:00)に予定が入ります。
- 「起点」で、すでに飲んでいる薬なら「前回の服用は…」に最後に飲んだ日付と時刻を、新しく始める薬なら「初回の予定は…」に最初の予定を入れて保存します。
- 飲んだら「今日」のカードで「服用」を押します。次の予定はすぐに計算し直され、押し間違えたら「取り消し」で戻せます。
- 飲んだのに押し忘れたら、「別の時刻に服用…」で実際の日付と時刻を入れます。「いま」「1時間前」「昨日の同じ時刻」の近道もあり、保存する前に変わる次の予定が表示されます。
最後の服用から数えるルール: 例で見る
「2日ごと」「前回の服用と同じ時刻」にした薬を一つ例にします。ルールは一つです: 次の予定 = 最後に記録した服用 + 間隔。
- 月曜21:00に「服用」→ 次の予定は水曜21:00。
- 水曜の夜を逃して木曜08:00に遅れて飲み「服用」→ 次の予定は金曜21:00ではなく土曜08:00。予定のほうがついてきます。帯にはこの服用が「遅れ」として残ります。
- 別の週: 月曜21:00に飲み、休みの日の火曜21:00にも飲んだのに記録を忘れました。水曜の朝に「別の時刻に服用…」で火曜21:00を入れると火曜から数え直し、次の予定は木曜21:00になり、「履歴」には「あとから記録」の印が付きます。
- その火曜の記録を消すと(「履歴」→「記録を編集」→「記録を削除」)、次の予定はその前の記録の月曜から数え直し、水曜21:00に戻ります。
- 「決めた時刻」を09:00にすると、木曜21:30に飲んでも次の予定は2日後の土曜09:00です。「8時間ごと」なら07:10に飲めば15:10、ちょうど8時間後です。
- あとで間隔を変えても、最後に記録した服用から次の予定を数え直します。
スキップ
医師の指示などで一回飛ばすと決めたら「スキップ」を押します。スキップはいまの予定を飛ばし、押した時点より後の次の枠へ進みます。2日ごとで水曜21:00の予定を水曜22:00にスキップすると、次の予定は金曜21:00です。枠は押した時刻ではなく元の予定から数えるので、時刻がずれていきません。あとでその枠に実際に飲んだ服用を過去の時刻で記録すると、そのスキップはもう何も変えず、「履歴」に「後の服用に置き換え」と表示されます。
頓服薬: 最小間隔のロック
痛み止めのように必要なときだけ飲む薬は、「予定」で「頓服(必要なとき)」を選び、「服用の最小間隔」(例: 6時間)を入れます。前回の服用からその時間がたつまでカードの「服用」はロックされ、「今日 14:30までロック」のように解除の時刻が見えます。0ならロックしません。ロックされるのは「服用」ボタンだけです。実際にもう飲んだ場合は「別の時刻に服用…」で飲んだ時刻を入れてください。最小間隔より短いときは「前回の服用から2時間です — 決めた最小間隔6時間より短くなります。」のような警告が先に出て、それを確認したうえで保存すると記録されます。実際にあった服用を記録から外さないためです。帯の代わりに「直近14日の1日あたりの服用回数」と直近24時間の回数が出ます。間隔は処方や医師・薬剤師の案内に沿って自分で入れる値で、インターバルパッドが決めることはありません。
最近の服用の帯
「最近の服用」の帯は、服用ごとに一マスを「予定どおり」「遅れ」「早め」「スキップ」の色で塗ります。下には「直近30日: 10回中9回が予定どおり」のような行と平均間隔が出ます。何が予定どおりかは、設定の「この時間を過ぎたら「予定超過」」の値で決まります(15分・30分・1時間・3時間・6時間・12時間、既定1時間)。この値はカードが「予定超過」に変わる時点でもあり、予定時刻とその範囲の差なら「予定どおり」と数えます。
履歴: 直す・消す
- 「履歴」タブはすべての服用とスキップを日ごとにまとめて表示し、「すべての薬」か一つの薬で絞り込めます。あとから書いた記録には「あとから記録」が付きます。
- 記録を押すと「記録を編集」が開き、時刻・種類(服用・スキップ)・メモを変えられます。変えると次の予定がその場で計算し直されます。
- 「記録を削除」は一度確認してから消します。次の予定はその前の記録から数え直し、少しのあいだ出るお知らせの「元に戻す」で戻せます。
通知について正直に
設定の「服用の時刻になったら通知」をオンにするとブラウザが許可を尋ね、予定の時刻に通知を表示します。ただしこの通知は、インターバルパッドがタブかインストールしたアプリとして開いている間だけ鳴ります。ブラウザは閉じたページを起こせません。飲み忘れてはいけない服用は、スマートフォンの時計アプリでアラームを設定してください。または、カードの「次の予定をカレンダーに追加(.ics)」を押すと、次の予定とアラームを入れたカレンダーファイルがこの端末で作られ、スマートフォンのカレンダーが知らせてくれます。このファイルにはその一回の予定だけが入るので、次の服用を記録して予定が変わったら、もう一度追加してください。
バックアップ・復元・CSV
- 記録はこの端末のこのブラウザにしかありません。プライベートモードを閉じる、ブラウザのデータを消す、機種変更で消えてしまうので、設定の「バックアップを保存(.json)」を定期的に押しておきましょう。
- 「バックアップから復元…」は消さずに合わせます。何が新しく入るかを先に見せ、新しい薬と記録だけを加え、すでにあるものはそのままにします。空のファイル、大きすぎるファイル、JSONでないファイル、別のアプリのファイル、新しいバージョンのファイル、壊れたファイルは理由を示して拒否し、何も変えません。
- 「CSV書き出し」は記録1件ごとに1行の表計算ファイルを作ります。診察で見せたり、自分で整理したりするときに使います。
- 変更が10件たまるか、保存していない変更から7日たつと、「今日」タブに小さなバックアップのお知らせが出ます。「あとで」で3日お休み、バックアップを保存すると消えます。薬を削除するときや「すべて削除」の前には「先にバックアップを保存」を勧めます。
プライバシー: 記録は端末から出ません
薬の名前、用量メモ、間隔、すべての服用・スキップの記録とメモ、設定はすべてこの端末のこのブラウザにだけ保存され、アップロードやほかへの送信はしません。アカウントもログインもありません。カレンダー(.ics)・CSV・バックアップファイルはこの端末の中で作って読みます。通知はブラウザがこの端末で直接表示し、通知のために送るものはありません。ネットワークを使うのは、ほかのアプリと同じ「ガイド & 意見」ボタンの匿名の利用集計(アプリ名・イベント名・表示言語だけ)とCloudflareだけで、薬や服用の記録は含まれません。
しないこと
- 医療機器ではありません。自分で入れた間隔どおりに次の時刻を数えるノートです。服用は処方と医師・薬剤師の案内に従ってください。
- 薬のデータベースはなく、用量や間隔を決めたり助言したりせず、飲み合わせも調べません。
- 1日に何回か、曜日ごとに飲む薬のチェックリストではありません。そうした薬にはメドパッドが合います。インターバルパッドは前回の服用から数える間隔だけを扱います。
- 端末間の同期やログインはありません。別の端末へはバックアップファイルで移します。ページを閉じている間は通知も鳴りません。
休みの日に飲んだり、遅れて飲んだりしたら次の予定はどうなりますか?
飲んだときに「服用」を押すか、「別の時刻に服用…」で実際の時刻を入れると、次の予定はその時刻 + 間隔で計算し直されます。決まったカレンダーのマス目には縛られません。
サブスクや有料機能はありますか?
いいえ。すべて無料でアカウントも不要、薬の数や記録の期間の制限もありません。ツールの画面に広告はありません。
スマートフォンがロックされていても通知は来ますか?
インターバルパッドが開いていなければ通知は送れません。飲み忘れてはいけない服用には、スマートフォンの時計アプリのアラームを使うか、カードの「次の予定をカレンダーに追加(.ics)」でカレンダーにアラームを入れておいてください。
機種変更したら記録はどう移しますか?
前の端末で「バックアップを保存(.json)」を押し、そのファイルを新しい端末に移して「バックアップから復元…」を押します。復元は合わせる方式なので、新しい端末にすでにある記録もそのまま残ります。
