「シンプルなやつでいい」という X の投稿から始まりました
2026年10月15日、ある人が X にこう書きました: “読みたい本の管理できるアプリないかな。シンプルなやつでいい。” 望みは多くありません。読みたい本を書いておき、読み始めたら移し、読み終えたら印をつけること。
探してみると、事情はこうです。アカウントなしで使える Web の読書記録(MyBooks、mybooks.fyi)は英語だけです。読書メーター(bookmeter.com)は日本語ですが、記録するにはログインが必要で、ほかの読者と共有する SNS 型のサービスです。Goodreads と StoryGraph もアカウントが必要です。Bookly のようなストアのアプリは、無料版に入れられる本が10冊ほどに限られ、リストを外に出しにくくなっています。それぞれに理由はありますが、登録なしですぐ開けて、日本語・英語・韓国語・ドイツ語で使えるシンプルな読書リストは見つけにくかったのです。
リードパッドはその空きを埋めます。本一冊がカード一枚で、「読みたい」「読書中」「読了」のどれかに置かれ、カードのボタン一つで次へ移ります。読書中は今のページを、読み終えたら星と日付を記録します。ブラウザですぐ開け、初回のあとは通信なしでも動き、アカウントもタイムラインもツール内の広告もなく、本のリストはこの端末のこのブラウザにだけ残ります。
リードパッドがすること
- 一番上には「本を追加」と「バックアップ・設定」の二つのボタンがあります。その下のタブは「すべて」「読書中」「読みたい」「読了」「中断」で、タブごとにそこにある冊数が出ます。
- 本はカード一枚です。表紙、タイトル、著者と、その状態になった日が押され、カードの下の移動ボタンを一度押せばほかの状態へ移ります。押し間違えたら、少しのあいだ出るお知らせの「元に戻す」ですぐ戻せます。
- 検索欄(「タイトル・著者・メモで検索」)はタイトル、著者、メモをまとめて探します。「並べ替え」は「最近変えた順」「タイトル順」「著者順」「進んでいる順」です。
- リストの上には、今年読み終えた冊数が一行で出ます(例: 「2026年に読了: 12冊」)。
- 画面上部の琥珀色の帯がいつも伝えています: 本のリストと表紙はこの端末のこのブラウザにしかないので、バックアップファイルを定期的に保存してください。
使い方を順に
- https://readpad.try-dabble.com を開き、上で言語を選びます。インストールも登録もいりません。ブラウザのメニューからホーム画面に追加すれば、アプリのように開けます。
- 「本を追加」を押して「タイトル」と「著者」を入れます。必要なら「総ページ数(任意)」「ISBN(任意)」「メモ」も入れ、「状態」でどこに置くかを選びます。下の Open Library の節のように、探して埋めることもできます。
- 表紙は「写真を選ぶ」でこの端末の写真を入れるか、「画像のアドレス」に画像のアドレスを貼り付けて「読み込む」を押します。どちらも小さくしてこの端末に保存し、アドレスは「読み込む」を押したときに一度だけ取りに行きます。ほかのページに画像をコピーさせないサイトなら、画像を保存してから「写真を選ぶ」で入れてください。
- 「本を保存」を押すと、カードがその場所に置かれます。直すときはカードの「編集」を、消すときはその中の「本を削除」を押します。消した本も、少しのあいだ出るお知らせの「元に戻す」で戻せます。
- アプリ右下の「ガイド & 意見」ボタンはこのガイドを新しいタブで開き、意見はこのガイドページに残します。
読書中のページと、読み終えたとき
- 「読書中」のカードには「今読んでいるページ」と − / + のボタン(「1ページ戻る」「1ページ進む」)があります。何ページも進めるときは、二つのボタンのあいだの欄に数字を直接入れます。カードを移すと、その日の日付が押されます(読み始めた日・読み終えた日・やめた日)。
- 総ページ数を入れておくと、進み具合のバーと「42%読了」のような割合が出ます。総ページ数がなければページ数だけです。今のページは最後のページを超えられません。
- 「読了」に移した本には「自分の評価(任意)」で星1〜5つを付け(「評価なし」で空に)、「読み終えた日」を入れます。今年読了した冊数はこの日付で数えます。
- 「読書中」には「読み始めた日」、「中断」には「やめた日」があります。「中断」が要らなければ、「バックアップ・設定」の『「中断」を使う』をオフにします。タブと移動ボタンから消え、すでに中断した本はそのまま残ります。
Open Library で探して埋める: 何を、いつ送るか
- 「本を追加」の「Open Library から入力(任意)」に「タイトル・著者・ISBN」を入れ、「Open Library で検索」を押します。結果で「この本にする」を押すと、タイトル、著者、ページ数、表紙が埋まります。確かめてから「本を保存」。
- 検索は「Open Library で検索」を押したときだけ行われ、入力した文字だけを openlibrary.org に送ります。結果の表紙の画像は covers.openlibrary.org から来ます。リードパッドが外に接続するのはこのときだけで、本のリストは送りません。
- Open Library にない本は多く、とくに日本語や韓国語の本がそうです。見つからないときやオフラインのときは、下の欄に手入力すれば大丈夫です。手入力はいつでもできます。
バックアップと、Goodreads・StoryGraph からの引っ越し
- 「バックアップ・設定」には二つのファイルがあります。「バックアップを保存(.json)」は表紙も含めてすべて入り、リードパッドで読み戻せます。「CSV書き出し」はどの表計算ソフトでも開けますが、表紙は入りません。
- 「ファイルを選ぶ…」は、リードパッドのバックアップ(.json)か、Title(タイトル)列のある CSV を受け付けます。Goodreads や StoryGraph から書き出した CSV、自作の表のどれでも。カンマの代わりにセミコロンやタブで区切ったファイル、引用符で囲んだ項目、先頭の BOM も読めます。
- Goodreads のファイルの棚 to-read、currently-reading、read は、それぞれ「読みたい」「読書中」「読了」に、StoryGraph の did-not-finish は「中断」に入ります。読み込みが終わると、「新規 3、更新 1、すでにあり 5」のように何が変わったかを見せます。
- 「バックアップ・設定」の「すべて削除」は、このブラウザの本をすべて消します。その前に「先にバックアップを保存」をすすめます。
プライバシー: 本のリストは端末から出ません
本のタイトルと著者、ページ数、表紙、ISBN、メモ、評価、日付、設定は、すべてこの端末のこのブラウザにだけ保存され、アップロードやほかへの送信はしません。アカウントもログインもありません。外へ出るリクエストは Open Library の検索だけです。「Open Library で検索」を押したときだけ、入力した文字だけを openlibrary.org に送り、結果の表紙の画像は covers.openlibrary.org から受け取ります。貼り付けた画像のアドレスは、「読み込む」を押したときにそのサイトから一度だけ取りに行きます。表紙は小さくしてこの端末に保存します。JSON・CSV ファイルはこの端末で作られ、選んだファイルもこの端末の中だけで読みます。
しないこと
- SNS でも書店でもありません。ほかの人の評価、おすすめ、タイムライン、フォローはありません。星の評価は自分だけの記録です。
- 端末どうしで自動では同期しません。ほかの端末へ移すには、バックアップファイルを保存して向こうで読み込んでください。
- バーコードの読み取りはありません。ISBN は手入力するか、タイトルで Open Library を探してください。Open Library の情報は欠けていたり間違っていたりすることがあるので、保存の前に確かめてください。
- 持っている本を表紙と背表紙で2Dの本棚に並べる道具ではありません。それはシェルフパッドの役目です。リードパッドは、何を読むか、どこまで読んだかを記録するリストです。
- テレビシリーズはショーパッドがエピソードごとにチェックして記録し、リードパッドはその本の版です。アニメ・マンガを次の話までのカウントダウンつきで記録するなら、アニメパッドが合います。
オフラインでも使えますか?
はい。一度開けばブラウザがアプリを端末に残すので、そのあとは通信なしでも開きます。本の追加、移動、ページの記録はすべてオフラインでできます。通信が要るのは Open Library の検索だけで、オフラインなら「オフラインです。下に手入力してください。」と知らせます。
アカウントや有料機能はありますか?
いいえ。すべて無料でアカウントも不要、アプリが決めた冊数の上限もありません。書き出しも無料です。ツールの画面に広告はありません。
機種変更したらリストはどう移しますか?
前の端末の「バックアップ・設定」で「バックアップを保存(.json)」を押し(表紙も入ります)、そのファイルを新しい端末に移して「ファイルを選ぶ…」で読み込みます。読み込みは新しい本を足し、同じ本は更新し、すでにあるものはそのままにします。
Open Library は必ず使いますか?
いいえ。手入力だけですべての機能が使えます。Open Library はタイトルや ISBN から情報を埋めたいときだけ押す任意の機能で、押さなければリードパッドは外へ何も送りません。
