サーフパッドはこんなツールです
サーフィン、SUP、海水浴、浜の散歩まで、海に行った日を1行で残す日記です。湘南・鵠沼で朝イチに入ってきたなら「腰〜腹、レギュラーがよく割れた。ゆきと2人で」くらいを書くだけ。保存すると、その時間・そのポイントの波高と周期、空模様と気温、風が、はがきの消印のようにつきます。何か月かあとに「あのいい日、海はどうだったっけ」を見返すための記録です。
インストールもアカウントも不要で無料、ツールの中に広告はありません。韓国語・英語・日本語・ドイツ語に対応。日記はこの端末のこのブラウザにだけ残り、コンディションを取ってくるときに、ポイントの丸めた座標だけが天気・波のデータ提供元に届きます(下の「プライバシー: 端末の外に出るもの」)。
ポイントを登録する
- ポイントは名前と緯度・経度で登録し、100か所まで置けます。地図の画面はなく、使うのは座標だけです。
- 浜にいるなら「現在地を使う」をタップ。位置はタップしたそのときにだけ尋ね、受け取った位置はそのポイントの座標としてだけ残ります。位置情報を許可しなかった場合は案内が出るので、座標を入力してください。
- 家で先に登録するなら、座標を「緯度, 経度」の順に入れるか(例: 35.3081, 139.4870)、地図アプリでコピーしたリンクを貼り付けます。Google マップ(@緯度,経度、?q=、共有リンクの !3d…!4d…)、Apple マップ(ll= か q=)、OpenStreetMap(#map= か mlat/mlon)のリンクから座標を読み取ります。
- 日記で使っているポイントは、名前の変更や座標の移動はできても削除はできません。そのポイントで書いた日が行き場をなくさないためです。
1日を1行で書く
- 日付、ポイント、1行メモ(140文字まで)でひとつの記録です。日付は今日が基本で、時刻は今日なら今、過去の日なら12:00が基本。実際に入った時刻に合わせると、その時間のコンディションがつきます。
- 9日先までは予定として先に書けます。週末の予定を書いておけば予報がつき、行ってきたら1行を直せばOK。それより先の日と1990年より前の日付は受け付けません。
人、タグ、ボード、評価
- 会った人は名前のチップでつけます。前に書いた名前が候補に出て、同じ名前は大文字・小文字が違っても1つのチップです。
- 活動タグはサーフィン、SUP、ボディボード、海水浴、ビーチ、ビーチクリーン、仕事、勉強、一杯、カフェが用意されていて、自分のタグも足せます。海辺でパソコンを開いた日や、上がってから一杯やった日もそのまま残せます。
- ボードや道具は登録したリストからチップで選び、1件に3つまで。たとえば 6’2” のショート、9’0” のロング、4/3 のフルスーツ。評価は1〜5で、つけなくてもかまいません。
自動でつくコンディション
- 天気: MET Norway(ノルウェー気象研究所)の予報から、空模様のアイコンと説明、気温、風速と風向、この先1時間の降水を取ってきます。MET Norway は予報だけで過去のデータはないので、いまの時刻から約9日先までの時間のときだけ自動で入ります。どの時刻の予報かも「14:00の予報」のように表示します。
- 波: PacIOOS / NOAA の WaveWatch III 全球波浪モデルから、有義波高(m)とピーク周期(秒)を取ってきます。2017年1月1日から約6日先まで、どの時間でも大丈夫。去年の夏の日をあとから書いても、波はつきます。
- この波の値はポイントのサーフィン予報ではありません。0.5度(約50km)間隔の沖合のモデルなので、ポイントからいちばん近い、データのある沖合の格子点を使い、その距離を「最寄りの沖合の格子点(約30km)」のように表示します。湾の奥や堤防の内側、地形で波が変わるポイントでは実際の波とかなり違うこともあるので、日ごとの海を比べる目安として見てください。約120km以内に海の格子点がない内陸のポイントでは波は取れないので、手で入れます。
- 問い合わせは、記録を保存したとき、まだコンディションが空の記録を開いたとき、「再試行」を押したとき、そしてオフラインで保存して待っている記録があるときにアプリを開いたりオンラインに戻ったりした瞬間だけ。定期的な確認や裏での更新はしません。受け取った値は端末に保管するので、同じ時間を二度は聞きません(過去の時間の波はずっと、これからの波は記録を開き直したときに最大3時間ごとに1回確認)。
- 風の単位は m/s、km/h、ノットから、温度は °C と °F から選べます。初期設定は日本語・韓国語の画面で m/s、英語・ドイツ語で km/h、温度はどれも °C です。
手で入れる値と、値ごとの状態
- 水温はいつも手入力です。無料で使える確かな水温データがないためです。予報の範囲から外れた過去の日の天気も手で入れます。
- 今日でも、もう過ぎた時刻のセッションは天気を手で入れます。MET Norway の予報はいまの時刻から始まるためです(波は過ぎた時刻でも自動で入ります)。北や南に寄りすぎて波のモデルの格子の外にあるポイントは、波を手で入れます。約6日より先の日は波のモデルがまだ届かないので「取得できない」と「再試行」が出ます。その日が近づいたら記録を開き直すか「再試行」を押すと入ります。
- どの値も直せて、値ごとに状態がつきます: 自動、修正済み、手入力、待機中、取得できない(理由つき)。「再試行」ボタンが出るのは、通信が切れたときや問い合わせが多すぎるとき(429)など一時的な失敗と、予報がまだ届かない先の日だけです。内陸のポイント、2017年より前の日付、過去の日の天気は取り直せないので、手で入れてください。
- 手で入れた値や直した値は、あとで取り直しても決して上書きしません。浜で見た波がモデルと違ったら、直しておけばそのまま残ります。
- 取得に失敗しても保存は止まりません。オフラインなら記録はそのまま保存され、コンディションは「接続を待っています」のまま、端末がオンラインに戻るかアプリを開き直したときに取ってきます。その間に予報の範囲を外れていたら天気は手入力になりますが、波はそれでも入ります。
タイムライン、カレンダー、絞り込み
- タイムラインは新しい順に月ごとにまとまり、1件ずつがコンディションの消印つきのはがきのように並びます。
- カレンダーは1か月ずつ表示し、日本語・韓国語・英語の画面では日曜、ドイツ語では月曜始まりです。
- ポイント、人、タグで絞り込め、組み合わせもできます。たとえば鵠沼 + ゆき + SUP。「絞り込みを解除」で全部外します。
統計
直近12か月の月ごとのセッション数、ポイントごとのセッション数、よく会った人、よく使ったタグ、平均の評価を表示します。平均水温は手で入れた値から、平均波高は波の値がある記録から計算し、それぞれ何件から出した平均かも書きます。
シェアカード、バックアップ、CSV
- 1日分を PNG のカード1枚にできます。日付、ポイント、1行、人、タグ、評価、コンディションとデータの出典の1行が入り、この端末で描きます。スマホの共有メニューで送るか、ダウンロードします。
- バックアップは JSON ファイル1つで、復元のときに「まとめる」か「置き換える」を選びます。同じファイルを2回入れても何も増えず、壊れたファイルなら何も変わりません。記録は CSV でも書き出せ、表計算ソフトで開けます。
- 変更が20回たまるか、バックアップなしで7日たつとバックアップをすすめます。保存に失敗したら内容は画面に残したまま知らせて「もう一度保存」を出し、保存したデータが読めないときも黙って消さず、ダウンロード、バックアップから復元、新しく始める、から選べます。
データの出典
天気: MET Norway のデータ(CC BY 4.0、NLOD 2.0)。ノルウェー気象研究所が公開している予報を、そのライセンスに従って使っています。天気のアイコンはサーフパッドが描いたものです。
波: PacIOOS / NOAA の WaveWatch III 全球モデル。約50km間隔の沖合のモデルで、サーフィンの予報ではありません。
プライバシー: 端末の外に出るもの
コンディションを取ってくるときだけ、ブラウザが2か所に直接問い合わせます。MET Norway(ノルウェー)にはポイントの緯度・経度を小数点以下4桁に丸めて送り、PacIOOS(アメリカ・ハワイ大学)にはポイントの周り3度×3度の範囲と知りたい時間を送ります。ふつうのウェブの通信と同じく、どちらも IP アドレスは見えます。
それ以外は何も出ていきません。1行メモ、人、タグ、道具、ポイント名、評価、水温はどこにも送らず、Try Dabble も日記のデータを受け取りません。位置は「現在地を使う」をタップしたときだけ読み、ポイントの座標としてだけ残します。
ムードパッドとの違い
ムードパッドは、毎日の気分を1–5・1–7・1–10のスケールの数字ひとつで記録し、その推移を見る気分の記録帳です。サーフパッドは気分を点数にしません。どのポイントで誰と何をしたかを1行で残し、その時間の海(波と天気)を自動でつける海の日記です。日々の気分の変化を見たいならムードパッド、海に行った日とその日の波を集めたいならサーフパッドです。
しないこと
サーフィンの予報アプリではありません。ポイントごとの波の予報、潮汐、水温の自動取得、地図の画面はありません。コンディションはモデルの推定値なので、入るかどうかのような安全の判断には使わないでください。アカウント、端末間の同期、サブスクや有料データもありません。アプリの「ガイド & 意見」ボタンはこの案内につながっています。足りない機能や不具合はこのページから送ってください。
サーフィンの予報として使えますか?
いいえ。波の値は約50km間隔の沖合のモデルの最寄りの格子点の値で、浜で実際に割れる波とは違うことがあります。セッションを見比べる記録として使い、入るかどうかは海を見て決めてください。
去年の夏に入った日も書けますか?
はい。日付と時刻をその日に合わせれば、2017年以降なら波は自動で入ります。天気は予報の範囲を過ぎているので手で入れます。
波の格子点が30km先と出るのはなぜ?
波のモデルは約50km間隔の格子で沖合だけを計算します。ポイントからいちばん近い、データのある海の格子点を使い、どれだけ離れているかを正直に見せているのです。
オフラインでも使えますか?
はい。一度開けば接続がなくても開き、書く、タイムライン、カレンダー、統計、カード、バックアップがすべて使えます。電波の弱い浜で保存した記録はコンディションが「待機中」のまま残り、つながったときかアプリを開いたときに入ります。
日記はどこに保存されますか?
この端末のこのブラウザの中にだけあります。ブラウザのデータを消したりプライベートモードを閉じたりすると消えるので、ときどきバックアップファイルを保存してください。天気・波の提供元に届くのは、ポイントの丸めた座標だけです。
新しいスマホに移すには?
前のスマホで JSON のバックアップを保存し、ファイルを新しいスマホに移して(メール、クラウドドライブ、ケーブル)、新しいスマホのサーフパッドで復元します。ポイント、記録、人、タグ、道具、取ってきたコンディションがすべて移ります。
